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『三振法務博士はかく語りき』

三振法務博士が,司法試験再チャレンジを決意。予備試験,司法試験合格まで,どん底から這い上がろうとする様を,惜しげもなく晒そうと思います。

H26 予備試験 論文式試験の感想。

予備試験の論文から1週間が経ちました。

たいして読者もいないであろうこのブログなのに,
12日のアクセス数がすごい。
試験の感想が気になるということなのでしょうか。

そこで感想を少しばかり。

憲法
オーソドックスな問題でわりと書きやすいと感じる。試験委員は目的二分論を大展開させたいとか思ってなさそうと思いつつ,みなが書きそうなので少し触れる。

行政法
聞き方に工夫を凝らしてきた印象。書くべきことは一応思いついた。

刑法
各論論点満載で書くこと多し。自分は詐欺か窃盗かで迷わせたいのかどうかと言う点を現場で迷ったので処分意思の有無を論じた。

刑訴
「論点これで全部か?」と少し迷う。伝聞を書くべきかで少し迷ったが書かなかったが,少しでも触れておくべきだった。

一般教養
従来よりも書き手の自由度が増したか。

民実
答弁書の概要を書け」という新しい出題形式に少しとまどう。

刑実
「犯人性さえやっとけばOKとか思うなよ」という試験委員からのメッセージを強く感じた。類型証拠は択一でもごまかしごまかしやってきたが,しっかりやっておくべきだった。犯人性の書き方が固まりつつあっただけに,肩すかしをくらった上にわからない設問があり,非常に無念な科目となった。

民法
設問1は瑕疵の有無の他,契約内容の解釈の話にすべきかで悩む。迷ったので瑕疵修補請求と契約に基づく追完請求の話に。設問2は考え方の対立はわかるものの法律論にしづらかった。

商法
比較的典型かつ多論点。利益相反は直接取引か間接取引かで迷わせたいのか,すんなり間接取引の認定でよいのかで迷った。

民訴
きっと実務家なら簡単なんだろうなぁ,と思いながら苦戦した。周囲の出来次第ではヤバい。



恥を忍んで,予想評価なるものも晒してみます。
なるべく“期待値”にならないよう予想するも,外れたら外れたで,自分にとってインパクトにも残るし感覚の修正にもつながるでしょう。

(予想)
憲法
行政 A
刑法 A
刑訴 A
一般 C
実務 C
民法
商法 A
民訴 D

(期待値込みの予想)
憲法
行政 A
刑法 A
刑訴 A
一般 B
実務 B
民法
商法 A
民訴 C

(最悪を想定)
憲法
行政 B
刑法 A
刑訴 B
一般 C
実務 C
民法
商法 B
民訴 E

刑法のAは固そうな気がしてます。


WEB上のみでしか発表しないという合格発表にて,あとは吉報を待ちます。