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『三振法務博士はかく語りき』

三振法務博士が,司法試験再チャレンジを決意。予備試験,司法試験合格まで,どん底から這い上がろうとする様を,惜しげもなく晒そうと思います。

熱烈キッス。

もう今さら感もある話題ですが,
橋本聖子議員がスケートの高橋大輔選手に無理やりチューを迫る(以下「無理チュー」という)という騒動がありました。


「セクハラ」「パワハラ」という批判が多い中で,「スケート界では珍しくない」「された本人次第」などという擁護論もありました。

それでも,「一選手がスケート連盟のボスに逆らえるはずがない」「写真を観れば高橋選手が嫌がっているのを無理やり受け入れているのは明白」などと,橋本議員を批判する見方がなお強いようでした。

しかし,セクハラやパワハラって,究極的には本人が許すかどうか(嫌だと思うかどうか)というところに行きつくもの。もうこればかりは,周りが,外野の無関係な人々がどうこう声を挙げてもしょうがないと思うんですよね。

そういうわけで,どっちかなんてわからないし,私としてはどっちでもいいんですが,騒動を見ていてすこし気になったことがありました。


高橋選手がキスを嫌がっているはずだとみる人達の言い分では,スケート連盟という組織的背景や,写真が理由になっています。

「一選手がスケート連盟のボスに逆らえるはずがない」
「写真を観れば高橋選手が嫌がっているのを無理やり受け入れているのは明らか」

たしかに,そういう見方もできなくはないでしょう。いや,できるとは思います。しかし,そのようにしか見られないか?そのように見るのが自然なのか?といえば,決してそうではないと思うのです。

キスの場面は,大勢の人達が見ている場所でした。しかも,みんなして携帯構えて写真撮ってるような状況

決して誰もいない密室で圧力をかけられているわけではないのです。そういう状況で,「いまキスを拒んだらスケート選手の環境に不利益に働くから逆らえない」とかいちいち考える必要があるのかはわかりません。

また,あれだけ大勢の人々が見ているところだったら,相手がどんなに自分の大好きな人や恋焦がれる人で,ものすごくキスしたい相手であったとしても,さらには普段キスし慣れた恋人であったとしても,公衆の面前でキスするのはためらうんじゃないでしょうか。

少なくとも,私は絶対に嫌です。

あんな場所で,あれだけの人がいて,しかもカメラ構えられてるところで熱烈なキスを迫られたら,それは相手がどんなにキスしたい相手であっても,ためらい,拒否したくなるのが,自然だと思うのですが。。

あの写真だけとって「橋本議員の」キスが嫌なのだとは言い切れないのではないでしょうか。


批判する人達は,一方的に決めつけ過ぎな気がします。現場状況や写真といった「証拠」を,見たいように見ているように思いました。


もっとも,私も橋本議員を擁護する訳ではありません。
「どっちかなんて,わからないよね」と思った次第でありました。




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