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『三振法務博士はかく語りき』

三振法務博士が,司法試験再チャレンジを決意。予備試験,司法試験合格まで,どん底から這い上がろうとする様を,惜しげもなく晒そうと思います。

「セクハラやじ」の感想。

最近,塩村都議への「セクハラやじ」についてどう思うか?
という話になったりします。

私の感想としては,おおよそ巷で誰かしらが言っているような意見と同様です。セクハラやじ自体は,到底ありえないものです。他方で,塩村議員の過去のことが掘り下げられたりしていますが,彼女の過去がたとえどんな悪女であろうとも,セクハラをしていい理由にはならないと思います。

とは言いつつ,こういう意見は「正論」でしかないとも思います。

世間というのは,やはりその本人がしょうもない人だったりすると,そんな奴には何してもいいんだ,みたいな空気にはなる。それもある意味では“人間らしい反応”なんだろうなとも思います。

よくいわれる,「犯罪者に人権なんかないんだ」というような声も,そうした“人間らしい反応”なのだと思います。

人間,すべてが理性的な人ばかりではないし,感情的な反応が多数を占めれば,それはときに法感情となりひいては社会通念となりさらには法にすらなり得る。

侮ってはいけないのかもしれません。


ただ,私が彼女(塩村議員)だったなら,セクハラやじを糾弾するにも,もっと別のアピールの仕方をとったと思います。
今回のアピールで議員や日本の男尊女卑のムードに一石を投じることにはなるのでしょう。その点ではよかったのでしょう。しかし,声を上げた彼女自身の評価は下がることはあっても,敬意を集めることにはならないのだろうなと思います。

一石を投じるにせよ,性別を超えた,一人の議員らしい方法で,周囲の議員達にビシッと渡り合い,男顔負けの態度を示してこそ,男性からも女性からも敬意を集めることができたのではないでしょうか。

あの「涙」の訴えこそが,皮肉にも涙を武器にしてきたという彼女自身の過去を掘り下げられる原因になってしまった。やっぱり“から騒ぎのあの女”だな,という影をひきずるはめになってしまった。

「あの涙」は社会に一定の貢献をした部分もあるのでしょう。しかし,涙によって自分自身を守ってきた彼女も,今回ばかりは自分自身を守る涙にすることはできなかったのではないでしょうか。



そんなことより。
伊藤塾の分析会も聴いてきました。
(受講者の女子比率が1割にも満たない状況を考慮すると,
H23年の予備試験の憲法の事案を合憲にしたくなってきます。)

再現答案の出来がよく,「再現は盛られている」とはよくいったものの,ああいうのを見せられると自己評価がさらに怪しくなってきます。

すみません(誰にあやまっているのか…),
実務科目と民法の評価予想を見直します(汗)

憲法
行政 B
刑法 A
刑訴 D
一般 B
実務 D
民法
商法 A
民訴 D

もはや予想とかどうでもいい感じではあるのですが(苦笑)


また「予想が甘いから三振するんだ」とか言われたら
今度は塩村さんみたいに泣いてみようかな(テヘペロ)


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