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『三振法務博士はかく語りき』

三振法務博士が,司法試験再チャレンジを決意。予備試験,司法試験合格まで,どん底から這い上がろうとする様を,惜しげもなく晒そうと思います。

予備試験,その存在意義。

先日,司法試験予備試験の最終合格発表がありました。

ここ3年間で,
合格者の人数は大幅増加傾向にありますね。

これを受け,
各方面でいろいろな評価や捉え方がされています。

「予備試験こそ,本筋ルート」
などとうたう某予備校。

法科大学院の存在意義が問われるのと同時に,
予備試験制度の趣旨もが再度問われています。

旧試験で合格した人のほとんどは,
ローや新司をよくは言わないし,
さらには見下し,バカにさえしています。

新制度・ローを支持する人達は,
旧司法試験や予備校を嫌悪し,
予備試験の存在を疎む。

制度の是非の議論は,
どの意見もいわばポジショントーク

誰もが自身の立場や利益を守りたい,
自分の来た道がベストで最難関だと主張したい。

私は,
旧試験受験を経験し,
法科大学院を経て新司法試験の受験を経験し,
そして今度は,
予備試験を経由して司法試験最終合格を目指そうとしています。

いわば司法制度改革の渦中で,
すべてのルートで「当事者」を経験することになります。

それぞれの制度の長所短所を
部外者の誰よりも見てきています。

まったく自慢できることではないですが(苦笑)


そんな中で,
“実際にすべてのルートを経験した者にしか語れないこと”
というのはあるなと思っています。

語るべき“タイミング”が来たら,
そんな話も綴ってみたいと思います。